マウスポーリングレート (Polling Rate Hz) 測定

マウスがコンピューターへ位置情報を送信する頻度(レポートレート Hz)とデータ間隔(ms)をリアルタイムに測定し、安定性を診断します。

ポーリングレートを測定する3つのステップ

1 テストエリアの内側にマウスカーソルを合わせます。
2 マウスを止めることなく、一定の速度で円を描くようにぐるぐると素早く動かし続けます。
3 画面右側にリアルタイム表示される「平均Hz」「ピーク最大Hz」「更新間隔(ms)」の数値を確認します。

ポーリングレートが公称値まで上がらない原因と対策

1000Hzや4000Hz設定のマウスなのに低い数値しか出ない場合の解決手順:

症状・エラー内容 主な原因 対処法・解決策
1000Hzマウスなのに測定値が500Hzや250Hz程度で止まる マウスを動かす速度が遅すぎるため、センサーの移動検知が間引きされています。 マウスをより素早く大きく振り回してください。十分な速度で移動した瞬間に最高ポーリングレートに達します。
専用ソフトウェアで1000Hzに設定したのに反映されない 専用マウス管理ソフト(Logicool G HUB, Razer Synapse等)でプロファイルの保存が完了していません。 ソフトウェア上でオンボードメモリに設定を保存し、マウスのファームウェアを最新にアップデートしてください。
4000Hzや8000Hzにするとゲーム中にカクつき(スタッター)が発生する 超高ポーリングレートによるCPUへの過度な割り込み処理負荷(Interrupt load)。 最新の高速マルチコアCPUを使用しているか確認し、ゲームが未対応の場合は安定した1000Hz〜2000Hzに設定を下げてください。
USBハブに接続するとポーリングレートが激しく乱高下する USBハブの帯域共有やコントローラーチップによるパケット遅延。 PCマザーボードの背面に備え付けられたUSBポート(USB 3.0以上推奨)に直接接続してください。

PointerEventとCoalesced Eventsによる高サンプリング検出

通常、ブラウザは画面描画のリフレッシュレートに合わせてマウスイベントを間引きます。しかし本ツールは W3C pointermove イベントの event.getCoalescedEvents() API を活用。

ブラウザが描画フレームの合間にハードウェアから受け取ったすべての未描画ポインターイベントを生データとして抽出し、マイクロ秒精度で間隔を逆算。125Hz〜8000Hzまでのハイエンドゲーミングマウスの真のレポート周波数を測定します。

この枠内でマウスを素早く円を描くように動かしてください
素早く大きく動かすことで、最も正確なピークレポートレートを測定できます。
ポーリングレート(Hz)は、マウスがPCに位置座標データを送信する1秒あたりの頻度(レポートレート)を示します。数値が高いほど操作の入力遅延が低減し、より精密で滑らかなマウス追従性が得られます。

よくある質問 (FAQ)

測定時にマウスを素早く動かさなければならないのはなぜですか?
光学センサーは物理的な移動があった時のみUSBパケットをホストPCに送信するため、静止時やゆっくり動かしている時はレポート頻度が落ちるためです。
ポーリングレートを8000Hzに設定するとパソコンが重くなりますか?
はい、毎秒8000回のハードウェア割り込みがCPUに発生するため、CPU性能によってはゲームのフレームレート低下やカクつきの原因になることがあります。通常は1000Hz〜2000Hzで十分です。
マウスポーリングレートを変更するにはどうすればよいですか?
マウス底面の物理切り替えスイッチを押すか、Logicool G HUBやRazer Synapseなどの各社専用設定ソフトウェアから変更します。
一般的なオフィス用マウスのポーリングレートはいくつですか?
一般的な事務用・家庭用マウスはほぼすべて 125Hz(更新間隔 8ms)で設計されています。ゲーミングマウスは 1000Hz(1ms)以上が標準です。
DPI(感度)とポーリングレート(Hz)の違いは何ですか?
DPIは「1インチ動かした時にカーソルが何ドット進むか(解像度)」を表し、ポーリングレートは「1秒間に何回マウスの位置をPCに報告するか(報告頻度)」を表します。
ブラウザ上で1000Hzや4000Hzの高ポーリングレートを正確に測れますか?
はい、getCoalescedEvents() をサポートした最新のChromiumブラウザ(Chrome, Edge)であれば、高レートでも正確に計測されます。